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ビル管理士の仕事 業務内容と求められるもの

2023.05.01

こんにちは、営業部の建守です。
 
信越ビル美装は、長野県・新潟県・石川県における6つの拠点で、公共施設やオフィスビル、ホテルなどのビルメンテナンス(ビルメン)を行っています。
建築物の衛生面や設備面などの保守管理を行うビルメンテナンス。業務の幅は多岐にわたり、設備管理、警備、清掃などがあります。それらを統括するのが建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)です。
今回は、ビル管理士の業務内容や求められるものについてご紹介します。
 


 
 

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の資格

建築物における衛生的環境の確保に関する法律として建築物衛生法(ビル管理法)があります。不特定多数の人が利用する大規模建築物においては、ビル管理士の専任が義務付けられています。対象になるのは、商業施設やオフィスビル、美術館、大学など3千平方メートル(学校は8千平方メートル)以上の面積を持つ特定建築物です。
厚生労働省が管轄する国家資格で、受験には2年以上の実務経験が必要です。年に1度実施される試験では、建築物、空気、給排水、清掃などの知識が問われます。
 
 

ビルメンテナンスでの役割

ビル管理士は建築物衛生法に基づいて施設全体の維持管理を担います。主な業務は次の4つです。
 

● 管理業務計画の立案
● 管理業務の指揮監督
● 建築物環境衛生管理基準に関する測定または検査結果の評価
● 環境衛生上の維持管理に必要な各種調査の実施
 

必ずしも施設への常駐が必要なわけではありませんが、自ら管理にあたっていることもあります。警備や清掃部門とも連携を取りながら施設を管理し、設備の点検・確認を行うことでトラブルを未然に防ぎます。
建築物衛生法における建築物環境衛生管理基準では、維持管理の対象として具体的に次の項目が挙げられます。

● 空気環境の調整
● 給水の管理
● 排水の管理
● 清掃
● ねずみなどの防除

 
 

ビル管理士に求められるもの

ビルでのトラブルや事故を防ぐためには、細かな変化を見過ごさない細心さが求められます。そして設備の不具合などに適切に対応するには、知識だけでなく現場での経験も必要です。
また、ビル管理というと機械や建物が相手の仕事と思われがちですが、実際には人と関わることの多い仕事です。警備や清掃など他のスタッフとの連携や、施設の利用者さんとのコミュニケーション、不具合が起きたときの専門業者さんの対応など。専門知識や技術だけでなく、対人スキルも求められます。

 

ビルメンテナンスで重要な役割を担うビル管理士。その仕事についてお分かりいただけたでしょうか。当社には現場経験が豊富なビル管理士が多く在籍しており、さまざまな施設で業務に取り組んでいます。
信越エリアで実績のあるビル管理会社をお探しの方は、当社にお気軽にご相談ください。

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