建物は建てて終わりではありません。適切なメンテナンスを続けることで、ビルの寿命を延ばし、結果的に修繕費や更新費用といったトータルコストの削減が可能になります。
本記事では、建物資産を長持ちさせるために欠かせない日々のお手入れや計画的な修繕、そして利用者様の気づきに応える運用体制について、信越ビル美装 営業部の林が解説します。
日々の手入れが、ビルの寿命を決める
建物は日々の手入れをしながら維持していく資産です。
たとえば清掃。これはただ施設をキレイにするための作業ではなく、建物の美観や素材の劣化スピードにも関係します。
定期的なワックス掛けやカーペットの専門クリーニングなどを行うことで、床材や内装の傷みを抑えることができ、修繕や張り替えの頻度を減らすことが可能です。
また、設備機器については、日々の点検や清掃、消耗部品の交換が欠かせません。
たとえば給排水関連であれば、パッキンやバルブといった細かな部品の劣化を放置してしまうと、水漏れなどのトラブルにつながるリスクもあります。
小さな不具合の兆候を見逃さず、故障の前段階で対応することが、結果的に設備全体の寿命を延ばすことにつながるのです。
法定点検だけでなく、利用者様の気づきに応える
私たちは、ビル管理のなかで法令に定められた点検・整備をきちんと実施するのはもちろんですが、それだけでなく、ビルの利用者様の気づきに応える姿勢も大切にしています。
「最近、あの機械から変な音がするんだけど……」
「空調の効きが悪くて、部屋が涼しくならない…」
こんなお声をいただいたときには、すぐに現地に伺い、機器の状態を確認するようにしています。
設備の異常を早期発見することによって、大きな故障を未然に防ぐことが可能です。
長期的な視野で計画的に
どの建物も、いずれ更新や修繕が必要になる設備を多く抱えています。
そこで役に立つのが、「修繕計画」の策定です。
私たちは、お客様からのご要望に応じて、長期的なスパンでの修繕計画を作成しています。
たとえば、「このボイラーは約10年で更新が必要になる見込みです」「その際の費用は概算で○○万円程度です」といった内容をお知らせします。
こうした計画があることで、ビルオーナー様側も将来の予算確保がしやすくなり、急なトラブルや想定外の出費を抑えることができるのです。
まとめ
建物の老朽化や機器の劣化は、避けて通れないものです。
でも、日々のメンテナンスや計画的な点検を積み重ねることで、その影響は大きく変えられます。
「なんだか変な音がするな」「そろそろ設備の見直し時期かな」
そんな時は、私たち信越ビル美装にご相談ください。
トータルでのサポート体制があるからこそ、小さな問題にもすぐに気づき、すぐに動けることが私たちの強みです。
建物を長く大切に使い続けるために、私たちと一緒に安心の環境づくりを進めていきませんか?